ホームへ
1年で840点突破!

どんどん話すための瞬間英作文の効果的勉強方法

さて今度は「どんどん話すための瞬間英作文」英作文のトレーニングです。

TOEICでの得点UPのみを考えた勉強方法や講座では英作文は教えてくれないことがあります。TOEICには英作文の問題はありませんからね。

でも、それは大間違い。

確かに、長々とした長文を作る必要はありませんが、短い英作文のトレーニングは穴埋め問題で得点をアップするための、効率のよい勉強です。

穴埋め問題では文法力が問われます。

短文の英作文は基礎的な文法力が必要になります。そのため、英作文のトレーニングを続けると文法力は必ず上がります。

また、自分で英文がまるごと書けるということは、文のどの部分が穴埋めになっても対応できるということです。穴埋めに対する万能の力が身につきます。

穴埋めだけ練習しているより、ずっと効率がいいのです。

この本のすばらしいところは、

  • 中学生レベルの簡単な英作文であること
  • 量が多いこと
  • 瞬間で英語を作るトレーニングをすること

です。

「英会話ぜったい音読」と同じく、中学生レベルの英語なのでとても入りやすい上に、量もあるので、しっかり基礎を身につけることができます。

掲載されるほとんどが短い英作文なので、どんどんと量をこなすことができます。

ビジネスで使う長い英文を書きたい!と思う方もいるでしょうが、ここはあせらず。

長い英文も、短い英文の組み合わせでできています。まずは基礎をしっかり鍛えましょう。

この「瞬間で英文を作る」というトレーニングはTOEICと英会話、どちらにも非常に効果的です!

瞬間英作文で、速度も鍛える 日本語訳よさらば

この本最大の特徴は、瞬間英作文だということ。

日本語を聞いたら即座にそれを英文にする、というトレーニングを行う本です。

瞬間英作文

左ページの和文を即座に英文にする。右ページには答えの英文が記載されています。

作者の意図は、
「日本語でいちいち文法を考えながら口にしていたのでは、英会話はできない。 日本語で話すように、考えなくてもどんどん口から英語が出るようにトレーニングしなければならない」
というものです。

本来は英会話のトレーニングです。

しかしこれがTOEICのスピード対策、特に穴埋め問題に有効です!

TOEICはネイティブでも早いと感じるほどのスピードで進行します。なぜか?
TOEIC側の公式発表で「英語の力がある人ほど早く答えることができる」からとしています。

英語の上級者は、伝えたいことを日本語で考えて、並べ替えて英語に置き換えて・・なんてこと考えません。

伝えたいことがあれば、直接英語が口から出てきます。日本語で文を考えたりしません。

この「直接英語を出す」、という力を身につけるには、瞬間英作文が最適なトレーニングです。

日本語で伝えたいことを聞いて、日本語訳を順番に考える時間をあたえずに英文を作る。

このトレーニングを積むことで、即座に英語で答える力を鍛えます。

すばらしいことに、これはTOEIC側も望む、真の英語の実力を鍛えながら、TOEICでの得点UPを果たせます。

「英文を書くことはできるけど、話せない」
「穴埋めの勉強はしているけれど、英作文はできない」
そんな勉強は終わりにしましょう

即座に英文が作れて、話せて、TOEICも得点UP。
効率がいいと思いませんか?

まずはスケジュール

さて、前置きが長くなりましたが、本書での勉強方法に入りましょう。

「どんどん話すための瞬間英作文」は

  • Part1 23項目
  • part2 34項目
  • part3 22項目

以上、合計79項目で構成されています。

瞬間英作文目次

目次。中学1年生レベルからスタート。

1日の分量は13項目に設定します。約6日間で1冊終わる計算です。

最初から最後まで一通り終わったら、また最初からです。できれば2周目以降は1日15項目のペースで勉強しましょう。今度は約5日で1冊終わるはずです

合計5周勉強します。

6日x1周、5日x4周なので、5周で26日間。

30日まで4日残るので、この4日間で5周やってもうまくできなかった文だけを練習します。

このスケジュールどおりに勉強を進めるために、テキストの空白部分に1ヶ月の勉強予定を書き込んでしまいましょう。

予定を立てる

1ヶ月の勉強予定を書き込んでおきましょう

79項目を6つのセクションに分けて、それぞれのセクションの1~5周目の勉強予定日を書いてあります。

一番左の1-13、14-3というのが勉強する項目の番号(Part1の1~13、Part1の14~Part2の3までと言う意味)、上に1、2、3、4、5というのが勉強の回数です。予定表はこれより遅れないようにというものなので1つのセクションごとに13項目として、6セクションに区切って勉強予定日を書いておきましょう。

日付を記入

実際に勉強した日付を各ページに記入

(3月?予定表と合わないのでは?と思った方、理由は、予定表とかみ合わないのでは?で。)

実際に勉強した日付を各ページに記入しておきましょう。写真では、1周目は2月25日、2周目は3月7日と記録してあります・・(予定から遅れている!!)

1日に実行できるパート数は結構ずれることがあるので、表での記録は大変です。

勉強を実際に行った日付は各ページにだけ書いてあればよいでしょう。

使い方 - 音読はぜったい。できないところは筆写。

では次に、この本の効果的な使い方の解説です。

「どんどん話すための瞬間英作文」左のページに10個の日本語文が、右のページに対応する英文が書かれています。日本語を見て英文を作るわけですが、

  • 日本語文1つを見て即座に英作文する(右ページの英語は見ないで)。英文は必ず口に出す。
  • 右の英文をみて答え合わせ
  • 間違っている、英作文できなかったら、
    • 英語を見ながら音読。
    • さらに、テキストから目を離して(英文を見ないで)3回ノートに書く
  • 次の問題に進む
  • 10問すべて終えたら、1から10まで、再度英作文。このときも英語を口に出しながら。
  • ここまで終えたら次のページに。

うまくできなかったところがあっても次に進みましょう。

最初から完璧を目指す必要はありません。最低でも合計5周は勉強するので、そのうちできるようになります。

付属CDで瞬発力をさらに鍛える

「どんどん話すための瞬間英作文」にはCDが付属します。このCDを1ヶ月間の音声教材にしましょう。

CDでは日本語音声が流れた後、3秒間の無音をはさみ、英訳が流れます。

慣れないうちは、日本語を聞いたら音声を一時停止して英作文に挑戦しましょう。

ただし、テキストにも書かれていますが、10秒以内で英作文しましょう。できなかった場合はあきらめて英語を聞いてください。

そのうち停止しなくても、1秒で考え、2秒で英語での回答ができるようになります。
無音の3秒で英作文が終わるわけです。

「ただ暗記しただけで、英作文できるようになった実感がない」
と思う方もいるでしょう。

心配いりません。「ただ覚えただけ」と感じていても大丈夫です。

1年勉強の後半、「すらすら話すための瞬間英作文」に取り組むとき、自分の英作文能力がちゃんと培われていることがわかるはずです。

なにも心配せず、とにかくこなしましょう。

文法はハートで感じよう

さて1点注意。

本書の解説でいくつか文法に関する記載があります。しかし学校教育どおりのあのわかりにくい文法解説です。

本書の文法解説は無視して、この前に学習したハートで感じる英文法」の内容を思い出してください

もっと英作文が簡単になるはずです。

「ハートで感じる英文法」を先に終わらせておくのにはちゃんと意味があるんですよ^^

上に